ワイルドターキー8年 飲み比べ(特級時代正面ラベルと現行品)
一昨日は「こっちみんなラベル」、昨日は現行品を飲みました。「アメリカンウイスキーも、こんなに差があるのか」と驚いたので、両者の比較を記録しておきます。
【香りの比較】
正面ラベルのターキーは、最初こそアルコール臭が目立ちますが、落ち着くと甘い香りが心地よいです。少量加水でバニラの香りも広がってきました。
これに対して、現行のターキーはドライで木材の香りが目立ちます。また、接着剤とも表現できるような香りもあります。
【味わいの比較】
現行のターキー8年はボディが軽めですね。ボディが軽いと言うとマイナスイメージがありますが、決して悪いことばかりではありません。
ドライな味わいで後味もキレが良いので、食中酒に良いですね。シンプルな味付けの肉料理を食べながら、オンザロックで飲みたいです。
一方で、正面ラベルのターキー8年は食事と合わせるというより、のんびりじっくり味わいたいですね。
余韻は長くて、ドライな部分とバニラやカラメルを思わせる甘い部分が良い具合に混ざりあいます。ストレートよりも少量加水の方が味わいも深まって良かったですね。
オンザロックでも味わいのバランスが崩れることなく、美味しく飲めました。
スコッチ好きにとってバーボンウイスキーは少し甘く感じるのですが、こうした飲み比べは面白いですね。