【番外編】ラムの会
【はじめに】
ラムの会に参加させていただきました。今回のラインナップは以下の通りです。
デュケーヌ エルベ・スー・ボア
Duquesne Eleve Sous Bois
アルコール度数: 40%
製法:アグリコール
製造国:フランス
地域:マルティニーク島
デュケーヌはテキーラにも通ずる青っぽさ、植物っぽさを感じました。そのためなのか、チリコンカーンを食べながら飲むと美味しかったです。
ちなみに、時間が経つにつれて甘く柔らかな香りに変化していきました。製法がアグリコールだからかな?とも思ったのですが……どうでしょうね。
ディクタドール20年
Dictador 20 Years
アルコール度数:40%
製法:ハイテストモラセス
製造国:コロンビア
最初に気が付くのはカラメルの要素。「カラメル」ではなく「カラメルッ!」みたいな感じに強く主張します。続いて「黒糖ッ!コーヒーッ!バニラッ!」という感じです。
でも、飲んでみると甘みは思ったよりも主張しません。むしろ、後味のほろ苦さが意外な感じでした。非常に濃密な香りとのギャップは面白かったです。
エル・ドラド15年
El Dorado 15 Years Old
アルコール度数:43%
製法:トラディショナル
製造国:ガイアナ共和国
コレ気に入りました!全体的には黒糖のような甘い感じでしたが、若干セメダインのような印象も受けるなど、なかなか複雑な味わいでした。
後味は少々ビターで焦げ感も感じました。ウイスキー愛好家も大きな違和感なく飲めるのではないでしょうか。度数が43%なのもよい感じでした。
ちなみに、「ガイアナ共和国」は恥ずかしながら場所を失念しておりました。ここです。
フォロワーの方からも「美味しいですよね」とリプライをいただきましたが、正規輸入元が無いそうです。なので、品切れしやすいんだそうです。
マツサレム グランレゼルバ23年
Ron Matusalem
Gran Reserva 23
アルコール度数:40%
製法:トラディショナル
製造国:ガイアナ共和国
非常にまろやか。やわらかい軽い口当たりで、するすると飲めました。ほのかに甘くて香りも芳醇ですね。同席した方が「これは甘ったるくないのが良いね」と仰っていて、共感を覚えました。
ちなみに、2011年にリリースされた商品だそうです。
ハバナ・クラブ15年
Havana Club
15 Year Old Gran Reserva
アルコール度数:40%
製法:トラディショナル
製造国:キューバ共和国
最初「15年」という熟成年数を「まあ、ちょっと長いぐらいかな?」と思っていました。スコッチウイスキーだと、スタンダードが10~12年で、次が15年ぐらいですし。
でも、よく考えたらキューバって暑いですよね。だから15年も経つと、結構な量が蒸発しちゃうでしょうね。
ハバナクラブ15年は、全体的にサッパリしている印象を受けました。もちろん、熟成はしっかりと感じられたのですが、引き際が良い感じと言えば良いのでしょうか。甘いけれども甘ったるくはない。香るけれども香り過ぎない。そんな感じです。
こうなると「度数が高くなるとどうなるのかな?」という点が気になりました。コンセプト違いで45%のものもリリースされていたので、買っておこうか悩んでいます。
【最後に】
ラムも製法や地域の違いがありますし、ラム好きな方はこだわって飲まれる方も多いですよね。また、近くに座られた方はシガーと合わせながら飲まれていました。
ラムに関しては、私は本当にわからないことだらけなので、初心に戻って美味しくいただいております。
私は割と甘めのものを好むようで、以前に飲んだパンペロが美味しかったです。
アイスにかけるのもウイスキーよりラムの方が美味しいと思いますし、ちょっとラムに手を出してみようかな?なんて思いつつ、このあたりで失礼させていただきます。
見返りピートくんです。換毛期が過ぎて、ちょっとさっぱりした感じです。