メーカーズマーク レッドトップ(サントリー酒類表記)、キーンランド、ヘリテージ
Maker's Mark
レッドトップ
KENTUCKY STRAIGHT BOURBON
容量:375ml
アルコール度数:45%
【香り】
穀物の甘い香り。少し待つとアロマディフューザーのオレンジを思わせる香り。バニラの香りも拾えるが、淡い。
【味わい】
蜂蜜のような甘さを感じる。穀物の香ばしさも感じるが、同時に、焦げたような香りやドライな要素も感じる。余韻は細く長く続き、バニラやカラメルの甘さを感じる。
【もう少し詳しく】
現行のターキーがドライな印象を受けるのに対して、メーカーズマークは甘く香ばしいです。バーボンを飲み始める方は、飲み比べてどちらが好みかをチェックするのも良いと思います。
メーカーズマークレッドトップは、スーパーでも買えるし、その気になれば、ハーフボトルも手に入る。味わいも優等生というか、バランスよく美味しい。本当に素敵なバーボンだと思います。
ちなみに、オンザロックで飲むと非常にスムースで飲みやすいです。ただ、私はメーカーズマークの濃ゆい感じが好きなので、少量加水ぐらいまでに止めたいと感じました。
ところで、メーカーズマークって少し軽く見られている気がします。「まあ、普通に美味しいけど」という扱いをされているような……。
どこかで似たようなことを書いた覚えがあるぞ……?と思ったら、わかりました。グレンフィディック12年です。
こういうスタンダードは、ときどき飲んでいきたいですね。
【キーンランドボトル】
さて、私も昨年に知ったのですが、メーカーズマーク社は慈善事業を行っています。そして、そのための基金として「キーンランドボトル」をリリースしています。
2011年
2011年ボトルは、競馬場75周年とメーカーズマーク・マイルステークス杯15周年も兼ねた記念ボトル。ゴールドトップとブラックラベルという、高級感が漂う色使いです。
2012年
2012ボトルは、元NSLの選手が描かれています。シルバートップでボトルの色は白色です。とても綺麗ですね。
2013年
2013年は、殿堂入りしたバスケットボール選手が描かれています。ブルートップに白色のボトルです。
ヘリテージ
また、ヘリテージというのもあります。メーカーズマークの歴代オーナーの肖像画がラベルに描かれています。
ラベル横にはサインが書かれています。
劇的に味が変わるわけではありませんが、ちょっとずつ個性を感じるので面白かったです。
【最後に】
封蝋とか歴史とかは、サントリーのサイトを見るに限ります。英語サイトも見に行ったのですが、サントリーのほうがわかりやすいと思います。
現行ターキーにも言えることですが、ハイボールやカクテルを想定しているところが増えたなあと感じますね。