【番外編】高地では「酔いが早い」のか?
【はじめに】
今回のテーマは「高地では『酔いが早い』のか?」です。テイスティングやお酒紹介は無いので、その点ご了解ください。
さて、書こうと思ったきっかけは、長野を旅行した際に「いつもより酔うのが早い」と感じたからです。
場所は長野県の美ヶ原にある王ヶ頭。具体的な高さは2034mの山の上です。
ここに「王ヶ頭ホテル」があります。ペンションや山小屋ではなく、「ホテル」です。設備も整っていて、とても立派です。
高地に建っているホテルですが、食事も美味しく豪華です。山の上で、こうしたものが食べられるのは幸せです。
ご飯ものはお代わりをお願いできました。ただ、お代わりの方が量が多かったです。某ビスケットの歌のように「一回頼むと2倍に増え」ました。
担当スタッフの方にも依るかもしれませんが、小食の方は、その旨を伝えた方が無難です。
ちなみに、朝食のパンも増えました。美味しいので食べ過ぎてしまい、明らかに体重が増えている、と実感できました。
また、ちょっとお腹が痛くなってしまいました……。
鼻が詰まったら呼吸をしていたことに気がつく、とはBUMP OF CHICKENの歌詞((「supernova」 ですが、お腹が痛いといえば『3月のライオン』に出てくる島田開八段のこのセリフが思い浮かびます。
https://twitter.com/hakusensha_enet/status/832884014360825856
と言っても、島田さんの場合は持病の胃痛を「『生きてる』って気がする」と言うからアツいのであって、私のように食べ過ぎて言うと、かなり間が抜けていてカッコ悪いですね……。
【高地での飲酒は「酔いが早い」のか?】
さて、本題である「高地では『酔いが早い』のか?」について考えていきます。
考えるきっかけとなったのは、晩御飯のお供に「岩井」をオンザロックでいただいた時のことでした。
ちびちび飲んでいたのですが、飲み始めて数分後には「ふわっ」とした感じになってきました。
私はお酒が強くありません。そのため、普段から水分補給は心がけています。今回も水を飲んでいたのですが、明らかに酔いの回りが早く「ああ、高地だからか」と思った次第です。
というのも、私の周りは山登りが好きな方が多く、以前から「山頂で飲むと酔いが早いから気をつけろ」という話も聞いていたんです。
ただ、「『酔いが早い』のではなく高山病の一種っぽい」という話も聞いたので、帰宅後に調べてみました。すると、こんな記事を見つけました。
ここに書かれていることを要約すると、こういうことだそうです。
- 高地では気圧が低下し、酸素の分圧も低下する。
- 酸素の分圧が低下すると、体内に取り込める酸素の量も減る。
- 結果として、低酸素状態になり脳のパフォーマンスが低下する。
- 脳のパフォーマンスが低下しているとアルコールの影響が出やすい
- 結果として「酔いが早い」と感じる。
つまり、血中のアルコール濃度が高くなったわけでもアルコールの吸収が促進されたわけでもないということだそうです。「酔いが早い」と言うよりも、脳の働きが落ちていると考えた方が良さそうですね。
いずれにしても判断力が鈍ることには間違いありません。山上からは、非日常的な景色が見られるのでテンションも上がります。飲酒は気を付ける必要があると感じました。
また、アルコールには利尿作用があるので、脱水には気を付けたいですね。下界を見下ろしながらスキットルを傾けるのは絵になりますが、心臓に持病をお持ちの方などは、気を付ける必要があるようです。
お酒は二十歳になってから。楽しく美味しく飲みたいものです。お酒じゃなくても珈琲やココアも美味しいと思いますよ。
ちなみに、猫2匹はお留守番でした。あらかじめ購入しておいたカメラ付きの自動給餌器を活用しました。
ホテルのラウンジで、時間があれば「元気かな」と覗いていましたが、のんびり過ごしていて、帰宅すると元気に出迎えてくれました。
【最後に】
年始のご挨拶でも触れましたが、このブログを公開したのは、2018年の1月下旬のことです。ですから、実質的には、この2月で1年が経ったということになります。
最近は、1か月に5000人ほどお越しいただき、1万回程度ご覧いただいています。昨年の2月と比べると、ずいぶん多くの方にお越しいただいております。ありがとうございます。
以前に書いたことと重複しますが、私は特にコネクションも無いので速報などを書けません。情報の質は、決して良いものではないでしょう。
それにも係わらず、これほど読んでいただけるのはありがたいことです。
もともとモノを書くのが趣味なので、読んでもらえることは、本当に励みにもなります。今後とも宜しくお願い申し上げます。